えっ！エステで脱毛しても毛が生えてくる？永久脱毛とは？

永久脱毛って？

何気なく脱毛のことを「永久脱毛」と呼んだりしていませんか？永久脱毛という言葉にはきちんと定義があります。

永久脱毛の定義は、『脱毛の施術が終了したあと、1ヶ月後の時点での毛の再生率が20％以下である』というものです。永久脱毛＝完全なる無毛状態というわけではありません。

現在、永久脱毛であると認定されている方法は「レーザー脱毛」「電気脱毛」の2種類です。
レーザー脱毛は、マシンによって永久脱毛が可能だと認定されているものと、そうでないものがありますが、ほぼ永久脱毛が可能だと思ってもらって大丈夫でしょう。

レーザー脱毛と電気脱毛はどちらも毛根を破壊する行為に分類されます。レーザー脱毛は高出力の光で、電気脱毛は電流を流して毛根を破壊していきます。

毛根を破壊するということは、人体の一部を破壊するということです。この人体の一部を破壊するという行為は、医療機関での施術しか認められていません。
つまり、永久脱毛は医療行為にあたるんです。

では光脱毛はどうでしょうか。こちらは毛根に小さなダメージを与えて徐々に減毛させていく方法です。

当然ではありますが、サロンで医療行為を行うことはできませんよね。永久脱毛=医療行為である以上、サロンでの永久脱毛は不可能です。
そのため、光脱毛の方は「不再生脱毛」と呼ばれています。

もしサロンで「永久脱毛ができます！」と言うだけでも、それは医師法違反になります。
きちんと法律を守って運営しているサロンでは、永久脱毛という言葉を使った宣伝はできません。

しかし、永久脱毛ではないとはいえ、サロンでの脱毛を続けていると、最終的に毛は細く、ほとんど生えてこなくなります。
結果的には永久脱毛とほぼ同じような効果を得られるので、脱毛効果は十分にありますよね。

まとめ

永久脱毛＝完全なる無毛状態ではありません。そしてサロンでの脱毛は永久脱毛ではなく、不再生脱毛と呼ばれます。永久脱毛は医療機関のみで施術が受けられます。

ですが永久脱毛じゃないから効果がない！というわけではなく、サロンでの脱毛も少しずつ効果が出てきて、最終的にはほぼ無毛状態になります。

サロンやクリニックを選ぶ際、「永久脱毛」という言葉で混乱しないように覚えておいてくださいね。